2004年6月2日(水) カーディフ 快晴
RHS200周年記念チェルシーフラワーショーに参加でき、たくさんの刺激をもらいました。歴代のメダリストの作品、世界各国でプラントビジネスを展開している企業、国を挙げて観光キャンペーンとして企画参加し確実に結果を作ったクルー、そして日本からの参加スタッフとの交流は、まさしくグローバルという雰囲気でした。

会期中、前半はTVクルー10社、新聞、雑誌媒体約50社のインタビューを受け、夢中で対応しましたが、今となると夢のような時間でした。今回私達がエントリーしたスモールガーデンは一般の人々が参加できる枠です。大きなスペースに参加できるチームはチェルシーでのメダリスト他、各国で実績を持つ設計者の作品です。その大型ショーガーデンの設計者から高い評価を頂いたことは、RHSからの賞と共に今後の作品作りにあたり大きな自信となりました。

会期終了後、どうしてスモールガーデンの私が多くの媒体に取り上げられたか分かりました。各カテゴリーのベストガーデンのクリスタルカップを受賞した4作品のうちの1作品であったこと、さらにシルバーギルトメダルを頂いたことに加え、ウェールズの人々が私達をバックアップしてくれたからでした。

私の作品は特別にお金をかけずに市販されている資材と英国のガーデンセンターで気軽に手に入る植物を使い、メンテナンスをできるだけ少なくする工夫をし、都会で暮らす忙しい生活者のための、楽しみややすらぎとなる庭でした。屋上やベランダ、ビルの谷間の小さなスペースでも活かせる基本設計です。昼は仕事、夜はガーデンで時間を過ごす生活スタイルの提案と、庭から学ぶ環境プログラムが高い評価を得、英国スタッフを交えて今後の展開を考えていきます。

会期中10数万人の視線を受け、頑張り続けた草花は終了とともに力がなくなってしまったようでしたが、今は再構築させたウェールズのピューズガーデンセンター内の庭戯で再生しています。私たちの出展した庭のテーマは「環境に優しい庭づくり」でした。私達greenland-jpは「街に森をつくる」をコンセプトにスタートし、移転や増築のために壊される運命となった庭の樹木や草花を活かす、リサイクルガーデン(リガーデン)のシステムを構築中です。

フラワーショーでがんばってくれた植物達へのねぎらいとして、また、カーディフの人々に見てもらうために庭を再生することで、今回のチェルシーフラワーショー参加というプロジェクトは終了致します。帰国後はgreenland-jpのスタッフとして協力してくれたガーデナーやプラントコーディネーターと共に、日英交流のガーデン企画を作り上げて行きたいと思っています。
greenland-jp 矢野TEA
Radyrのランドスケープセンター内 ここに庭を再構築します
齋藤千明とともに日本の石組に挑むBryan Forest Farm in Cardiff!
チェルシーフラワーショー受賞の庭が今、カーディフに
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