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2006年 英国王立園芸協会主催ハンプトンコートパレスフラワーショーに参加準備中
C O N C E P T
江戸時代、日本人はすべてのものに命が宿っているという考え方を持っていました。そのような精神性が絵を描くことや草花を育てること、そして生活全般にわたって素晴らしい文化となり、循環型社会を実現しました。当時コミュニケーションの場となった縁側(ENGAWA)をガレージに置き換え、失われつつあるこの豊かな精神性を、現代に再現します。
このプランでは、一般住宅の家と庭という限られた空間の中で、自然界を再現した土地の有効利用を考えます。想定したシチュエーションは、都市に住む一般的な夫婦二人家族の庭です。夫は大学教授、妻は自然の中や庭で遊ぶことで自然環境に興味を持たせる環境学習のプログラマー。自宅の庭で剪定して出た枝で昆虫や動物をつくったり、育てた草花を教材にしたプログラムを考案する仕事をしています。システムキッチン、家具などが組み込まれたカーポートをガーデンハウスとして活用しているリアルな演出をします。洗車や庭のメンテナンスに雨水を利用し、資源としての水を大切に考えています。
庭は自然界を手本とした構造を持つ、鳥や虫が集まる、都会の中の小さな森にします。動物たちの居心地が良い庭は、人にとっても心地良い庭であり、環境にも優しい庭となります。生活がいつも自然とともにあり、季節の移り変わりや、一日の自然のリズムが身近に感じられ、そこに流れるゆったりした時間が住む人を癒す庭です。
モデルとなる妻の環境教育プログラムは、実際にショーガーデンのワークスペースで提案します。
矢野 TEA
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