『納棺夫日記』

映画『おくりびと』のもっくんが読んだという本、『納棺夫日記』を図書館で借りて読んでいます。結構待ちましたけど。作風はこの作者をみそめたという吉村昭氏に似ている気がします。
読んでびっくり。
映画はこの本が原作だったんですね。
周囲の人々から職種について責められたり、妻に「触らないで!穢らわしい!」と言われる場面、独居老人の納棺の様子なんかそのまんまです。でも、オフィシャルサイトではこの本については触れられてないような?
調べたら作者の青木新門氏が、脚本を読んで不満があったので名前を出さないことになったらしいです。青木氏の法話を読むと、深いですね。映画は上っ面は似ていますが、ここまで深くは表現していません。エンタテインメントにするには、そこまではきっと難しいでしょうねー。
同時に『旅の終わりの音楽』も借りました。
これは『ナラタージュ』の作中に出て来た本で、タイタニック号で最後まで演奏していた楽師たちの話です。借りてみたらすご〜く厚い。読み切れるかどうかわかんないけど、読んでみます。
こんなふうにいろんなことが繋がって行くのは面白いですね。


私の感じ過ぎかも、と思って、試しにざっと見返しながら会話と引用以外のところの「軽く」に付箋を付けてみたら、あぁやっぱりこんなに。。。多い、ですよね?重箱の隅をつつくみたいだけど、これさえなければなぁ、と思ったので。叙情的できれいな文章だったし。編集者がもうちょっと気遣ってあげれば良かったのにな。このことについては、本を返す時に付箋を付けたままにしてユージンSと話し合ってみようと思います。
そのつながり、と言うのでもないけど、今、『月と六ペンス』(光文社、土屋政雄訳)を読んでいます。訳がいいという話を聞きつけて。まだ半分ですが、面白いです。




買いました。
チューネンC出張の前日に酷使され、今日は少し休もうと決めた出張当日、午後にベッドに寝そべって読みました。階下に降りる時、小窓から西日が射して階段に強い影を作っていました。その影の形が妙にこの本の装丁に似合う気がして。


