1個の石からいろんな仲間が生まれます。
私たちの、石や土、植物の遊びは、自然の大切さや怖さを知り
自然と仲良くなるためのファーストステップです。
見たり、探したり、触ったり、そしてつくったりしながら
まず自然の中で遊ぶことを楽しみましょう。
近くの公園、小川、街路樹や学校の校庭、
自宅の庭でも自然学習が楽しめます。
初期の学習はむしろ、遠くの森や森林公園より
近所の公園や自宅の庭がベストです。
散歩コースを見つけて観察することで、たくさんの鳥や植物と出会い、
自然環境の大切さや季節の変化を感じるきっかけとなります。
足元の自然を観察する
左の写真を見ると、中央にアリの小さな家があります。
落葉は10種類以上、コケは3種類、ドングリにクリ、
来春にはスミレが咲き出す小さな苗が
冬ごもりの準備をしています。
このような足元の自然も、大自然も、すべてつながっています。
ルーペや顕微鏡で見てみると、また新しい発見があります。
クリを手に取って見ると、小動物がかじった跡があります。
森の落とし物を集めて小さな箱に収めると、
発見した自然の思い出ボックスが完成します。
落葉の下には、見たこともない小さなクモやダンゴムシ、
アリなどが顔を出してくれました。
生物の多様性を学ぶ
遠くの山も、私たちの生活の場である街も、そして海も、
すべてつながりを持ちながら自然のバランスを保っています。
生産者・消費者・分解者の3つに分けて考えると、
生産者とは植物のことで、
太陽エネルギー、水、二酸化炭素などから
有機物と酸素をつくります。
そして昆虫や動物は植物を食べて栄養分を摂る消費者です。
この消費者は、直接植物を食べる者もいれば
植物を食べた動物を食べる者もいます。それが人間です。
動物は死を迎え、
ミミズなどの土の中の生き物やカビ、細菌類が土に戻します。
これが分解者の役割で、
さらに植物が土から栄養をもらって大きく育ちます。
自然のつながりです。
このような難しいことを、できるだけ楽しく、
子どもたちが自然に興味を持って学べることを目指して
生まれた形がフォレストファームのワークショップです。
見つける
FOREST FARMの遊びで一番楽しいのは、材料探しです。
木登りが簡単にできる大きな木と出会ったり、
小さなカタツムリや蝶の幼虫を見つけたり、
時にはミヤマクワガタを見つけたりします。
足元をよく見ると、働き者のアリが巣穴に食糧を運んでいます。
そのすぐそばには、小さな名前を知らない花が咲いている。
見つける、というより自然観察に近いかもしれません。

つくる
一人でつくるより、二人、三人と一緒の方が楽しい。
うまくつくることより、楽しく遊ぶことの方が大切です。
小さな妹に教えてあげたり、
大人や先生に教えることも勉強になります。
何をつくるか考え、形にする。
自分が想像したより、ちょっとうまくつくれます。

感じる
自然の中にはいろんな形の素材があります。
その形をヒントに、乗り物や生活用品が生まれてきました。
遊びから自然の美しさを発見できます。
一枚の葉を太陽に透かして見てください。
とてもきれいで、葉脈が血管のようにも見えてきます。
こんなリアルな体験を繰り返すことで、
きっと心に感じる自然学習になります。
スタッフ
インストラクター 矢野 史門
●1998年 自然環境BOOK「HOUSE」(マガジンハウス)にプログラマーとして参加。●1999年 「森の学校」(小学館)にプログラマー、編集スタッフとして参加●2000年 宮城県立子ども病院チャリティーに参加●2007年よりフォレストファームキッズプログラムづくりのプランナー、インストラクターを務める。
プランツディレクター 城下 昇士
●1971年 静岡大学農学部園芸学部組織培養学植物繁殖学科卒業●1973年 カナダバンクーバーにて日本庭園技師として業務●1975年 アメリカ西部、ヨーロッパ14カ国へ山地野生植物の生態調査●2003年 日本プラグ(有)設立、代表取締役就任●2006年 フォレストファームにプランツディレクターとして参加
顧問 中村 正毅
航空会社でマーケティング部門を中心に勤務後、関連会社2社の経営に携わる。福岡、大阪、仙台での地方勤務に加え米国駐在を2度経験。趣味は読書、ゴルフ、クルージング。
ゴミを出さない。
イベントやワークショップでゴミをつくらない組み立て式会場キット。
小さな森が生まれます。
Copyright © 1994-2009 KNACK Ltd All rights reserved.